記録する遊戯#2

​”なんで花はじっくり見れんのにカビはじっくり見れへんのかはわからん”

1/3

Artists

藤生恭平 Kyohei Fujio

Exhibition   

2020/11/22(日)-  29(日)

​12:00 - 17:00( 金曜日は19:30まで )

*今展覧会はオンラインとオフラインの両方で鑑賞いただけますが、実際の展覧会会場では生きているカビを使った作品を展示していますので、吸引や付着などの恐れがあります。健康上の安全や衛生上の安全が確保されていないため、オンラインでの鑑賞を推奨しています。

​**新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来場の皆様におかれましては体調にご留意の上、手洗い・咳エチケット・マスクの着用を積極的に行ってくださいますようお願い申し上げます。

​よくある話だが、小学校の頃、終業式の日に机の奥から黴たパンが出てきた経験が私にもある。見つけた途端に、急いで捨てに行ったことを覚えている。黴を見るとどうゆうわけか嫌悪感を感じる。黴が生えた食品は一瞬にしてゴミと見なされるのだ。今回の企画では、小麦粉と水を混ぜ、それを体に纏い、キャンバスへ飛び込む。しばらくすると空間に漂う黴は小麦粉と水を餌に可視化する。ある専門家は「黴臭は不快だが、ルーペをのぞけばそこはお花畑。」という。画面いっぱい広がる黴を目の前にしたら、なにを思うのだろうか。今展は、目に見えないものとの関係や現代の衛生上の意識について遊戯的に実験し、検証する試みである。